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Channel: 『独楽』
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今年は、大型国産カブトムシの出品が非常に多い

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ヤフオク、大型の国産カブトムシの出品が今年は非常に多い気がします。昨年の各メディアに露出していた飼育ギネス個体の影響でしょうか。85ミリに達していると高額になってますね。野外採集品の方が高額ですね。国産カブトムシの体長計測は、ヘラクレスヘラクレスの体長計測よりも難しいです。とにかく頭角をかちあげるので、ガツンと抑えつける必要があります。しかし、頭角を下げてじっとしているタイミングがあります。それが計測及びシャッターチャンスです。♀は、野外採集品ですと48ミリ台あたりから目立つ大きさで50ミリ、51ミリ、52ミリとなると一気に数が少なくなります。野外採集品53ミリ台となるとかなりスゴイですね。♀の53ミリは、♂の86ミリオーバーに匹敵するのではないでしょうか。今年、カブトムシを採集していて迫力あるカブトムシとは、絶対的な30ミリに迫る前胸幅と体長を稼ぐ伸びやかな太め頭角を持つ個体だと思います。とくに頭角先のフタマタがさらにフタマタになり頭角先端が4つになりますが、内側になる2つの頭角先端が前方に突き出た形状の個体が体長を有効に稼いでいることに気がつきました。28ミリ台の前胸幅があっても、頭角の長さや頭角先の形状が原因で80ミリ台止まりという個体がいます。そうなんですよ、横幅があり大迫力でも頭角で体長を損している個体がいるのです。長さギネスを考える場合は、国産カブトムシの種親♂選びにおいて頭角の長さや頭角先フタマタの形状は非常に重要なポイントなのです。しかし、私は国産カブトムシのブリードはしてません(笑)。興味が一番あるのは地元採集エリアの野外品カブトムシの大型ですね。埼玉県北部平野部一帯です。

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